コンクリート構造物は塩害、中性化に伴う鋼材の腐食、凍害など様々な要因で劣化していきます。 コンクリート構造物を劣化環境から守るため、瞬間硬化性に優れたスプレー工法により、防食・防水・保護を施し躯体を長寿命化させます。
コンクリート構造物は、塩害、中性化などにより劣化が進みますが、下水道施設内では下水から発生する硫化水素による腐食が主な劣化原因となります。 長期間の閉鎖が難しい下水道施設ではコンクリートを厳しい腐食環境から保護する際に、スプレー工法による樹脂吹付けを行います。瞬時に硬化するため短工期での作業を可能とします。
コンクリート構造物の止水工事、漏水補修を行います。雨漏り・地下湧水から建造物を守ります。コンクリートのひび割れや打継ぎ部から漏水が生じると、美観の低下や鉄筋腐食による耐久性の低下といった問題が発生します。 漏水の状況を把握し、原因を見極め、適切な対処をすることが大切です。
水と反応するが水に溶けない安全な薬液を注入する漏水止水工法です。 TACSS薬液は、水に溶けにくいため水によって希釈されません。水との反応により膨張し、炭酸ガスを発生させ微細な気泡としてひび割れ内に分散します。ひび割れへの薬液の浸透を促進し、注入量に対して数倍大きな止水性のある固結物を得ることができます。 水が流れている状態でも止水でき、固結後は水圧が高くなっても漏水することはありません。固結物は、化学的に安定でありコンクリートに対する接着力、耐久性にも優れます。
浴室
サッシ廻り
天井
地下通路